【日】せんせー!みてぇ!
2017年01月14日
せんせー!みてぇ!
・・・と威勢の良い声が教室を突き抜けます。
ふと見るとうれしそうに でもどこかちょっとプルプルしながらちいさなボンテンをお箸で掴む男の子。彼は満3歳児(3年保育年少さんの一つ下ですね)に相当する子です。
今まで、何度も何度も たいていの大人なら見ていて「またぁ?それぇ?」と思うようなお仕事を繰り返し楽しそうに取り組んできました。いっけん直接的にかかわりがないおしごとも彼には植物で言う化成肥料と同じなんです。バランスをつくるためのおしごとなんです。
小さい子ほど、できないとすぐにやめちゃうこともあるけれど、一度「できる」とおもったらロックオン!何回でもやります。
そしてできたときの喜びが彼を育てます。お家でも無理なくお母さまがお箸を進めてくださっているのもあるのですが、彼はできないことを「これはね」なんて大人がかかわると「できない」ことがクローズアップして心が旅立ってしまいます。大きい子も大きい子なりのプライドがありますが、小さい子だって大きなプライドがあるんです。だから本人のペースをしっかりか確保してあげる大人の積極的で消極的な環境が必要なんです。
教え込んではできるようになるけれど、できるようになっても自分でできるようになったという判断ができないまま、どこかで新しいことや自分のしたことに委縮してしまいます。年齢が大きくなればなるほど、要求されることもこなしていくことも沢山あります。
じっくり取り組める時間があって、こどももそれに集中できる期間はこの幼児期しかありません。
なのに、自然にできるようになる。年齢ができる・・今はまだできないから・・・大人の「ちいさい」と「まわりもそう」にとてつもない大きな宿題を背負わせています。「できる」「できない」なら年齢になればできることもあるでしょう。
でも
年齢になってしまえば得られない、内面の強さしなやかさ、視野の広さがあります。 年齢が高くなればなるほどそれが環境的にも成長段階的にも難しいものになってきます。
せんせ~~~ぇ!ぼくもうじょうずやねん!
このちょっと背伸びながらできたことを全身で語りかけてくれる・・・彼が大きく成長の1歩を踏みしめています。
大拍手!です。
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