おしごと
2016年12月7日(水)
【感】ものすごいパワー!感覚の敏感期!
2歳半ばをすぎると感覚が鋭敏(感じることに面白さを持つ)になってくる時期があります。

これを感覚の敏感期といいます。
しかし、これを知らない大人があれこれお世話しすぎていると、通り過ごす事がおうおうにしてあります。
では大人が気がつけばどうすればいいのでしょうか?
「あなたは感覚が敏感だから、しっかり感じて味わってね」というのでしょうか?
それでは、感じませんし、できません。
大人が、お子さまの興味や関心を持っている点を汲み取り、味合わせてあげることです。
例えば出先で砂をずっとさわっていた。小さな穴を見つけてじっと見ている、あちこちの壁をさわりまわる。
「でも、汚れること私嫌いなんです」
そんなお母様もいらっしゃるようですが、そんな時期には汚れても良い服をきさせてあげてください。
その時に「服が汚れるでしょ」とストップをかけてしまえば、お子さまの感じる力、感じたい意欲、自分でという独立心や主体性、自尊心それらをもぎ取ってしまいます。
お母さまが出産されたお子さまですが、生まれたときからお子さまの意志はお子さまのものなのです。

どれもこれも本人の自由を尊重すると言うことではありません。未熟が故に教えていかなければならないこともあります。
でも、生まれて育っている過程で、やっと芽生えた自ら関わり成長しているその瞬間をお母さまの「汚れてほしくない」気持ちでとめるのは、考えなくてはなりませんね。

敏感期真っ只中の子は、たった0,5㎝、1㎝の差異の立体も瞬時に見分けて選び、積んだり、並べたり、合わせたりします。大人でも「ややこしいなぁ」というようなものも「これの次はこれ」や「これとこれは一緒」と迷いなどなく、ピンポイントでまるで線でつながっているかのように合わせていきます。
大人は、「これがここにあるから、今選ぶのはこれ!」と比較したりした論理的思考によって選んでいたりします。
話は戻って、子どもは
一つできると目に見えない概念がお子さまの中に構築され「満たされた楽しい」があり、小さな体の中に大きな意欲と自信が積み上がります。それがどんどん重なる事は、大人になって培う10年20年分の学びに相当すると言ってもいいのではないでしょうか?

2016年11月18日(金)
【日】楽しい

最近手軽にお茶が飲める水筒と言えば直のみですよね。
私もコンビニでペットボトルも買いますし、飲みます。
でも、そこでふとおばあちゃんから…
「周りの目があるのを忘れてはいけないよ…」
ほんとそうですね~
皆もしていると…つい同じように思います。
古いと思われるかもしれませんが、言わば「ラッパ飲み」ですもんね。
時と場合にはするけれど、時と場合を意識できるようにしよう。
恥ずかしくも茶道を習っておいて、そこだけのお作法になっていたこと、形だけのさほうになってしまっていることも沢山ありますよね。
子どもたちも、水筒を持ってきてもらっていたのですが直のみ持参者が多く、「座ってね」と声かけても つい立ちながら、大きな水筒を傾けて飲んでる姿に違和感を持ちました。
そこで今夏から教室ではポットにお茶を入れて、コップに注いで飲んでもらうようにしました。
子どもたちの中には、新鮮な行動だったようで、力を使うお仕事とほっこり心を休めるお茶コーナーの空気がありました。
最近は、お茶を前もって作らず、就園クラスでは、モンテッソーリの原点にもどって、「お茶を入れる」お仕事で飲んでもらっています。

だからすぐには飲めません。手順を踏んで、注意を使って、あけ移したり、注いだり、いろんな今までのお仕事で培った要素を使って入れています。
そうして飲んだ格別にお茶はおいしいようです。
こういうのってどちらか言うと男の子の方が、興味を持ったり上手率が高い気がするのはなぜだろう…
最初は恐る恐るお湯も注いでいたので口づたいにお湯がこほれる事もしばしば…ふきんで拭くけど、コップや急須の糸尻を拭かないとエンドレスに拭いては移動を繰り返しています。こぼすことは悪いことではありません。こぼさないようにすることは大切ですが、未熟であったり不慣れなんですから、こぼしてしまったときは拭けばいいんです。
片手で急須を持ち上げ拭くなんて、もし中にお茶が入っていたら危ないですよね。蓋が落ちると割れますよね。
最近は安全すぎて、危険への警鐘すら聞こえない時代が来ていますが、本当に安全なことばかりでしょうか…
「こうすれは、こうなる」という、観念をもっと身につけてほしい…
大人が、奪いすぎないでほしい…
もちろん絶対にさらしてはならない危険もありますが、怖がらないで意識的にさせてあげることも、今の子どもたちには大切なんだということを大人は考えておかなくてはなりませんね。
話がそれちゃいましたが、そういった経験からの、マナー、社会性、モラル、同じようで
ちょっと違う…それらを子どもたちに与えてあげたいですね。
2016年11月2日(水)
【日】今年も教室ハロウィン

お仕事は自己選択で行うものですが、なかなか普段選ばないもの、自分ではちょっとさけているということがあります。そんなときにあの手この手で誘っても子どもからの答えはNO!と返ってくることがほどんどです。
しかしこういった季節の行事を絡めてさそうと 楽しい気持ちが後押しをして「やってみようかな」から「やってみて楽しい」が芽生えて新たなチャレンジへの世界が広がるきっかけになります。

同じ教材だからってみんな同じではありません。使うものをえらんだり、やり方を変えたり、小さくまだまだできないことも多いお友達は難しすぎるところは手伝ってもらうけどできるところはどんどん果敢にチャレンジして作ります。
ある程度年齢が積み重なってくると、むつかしいことは 一通りしてもうまくいきません。

きっと制作なんだから楽しくできればいいんじゃない?と思われるかもしません。そう、自由な制作らばそれでいいと思います。でも心を使い、頭を使い 手を使い「がんばりたいんだ」という子に 「そんなていどでいいんじゃない?」なんて大人のエゴです。
子どもだってここ一番とことんやりたい時があるんです。そうして、ゴール地点
できたときの顔はみんなすてきな「どや顔」
やったど~~~~!とはだれも言いませんが、できた瞬間は、みんなそんな感じです。
2016年9月9日(金)
【日】私こんなことできるんです!
こんにちは
二学期にはいりました!就園、就学のみなさん、元気にかよっておられますか?
未就園のみなさまも まだ通っていないから…と思わずこの二学期に当たるこの時期は、お子さまにとって大きな成長が見られたり、その芽を発見出来たりするので、よーーーくよくお子さまを観察してみて下さい。
見てあげて下さい…なんて書いちゃうと、「そうなんだぁ」とつい関わることの「みる」になっちゃうんですが、そうではなく、お子さまがなにげに遊んでいたり何かしている姿を声をかけずに、そっと見てみてください。そうですね…あえて5歩ほど離れるといいかもしれません。そしてそっと見るのです。ガン見禁止?です。

するとお子さまの、今いる成長の現在地が見えてきますよ。
教室でも、絨毯を運ぶ3歳のかわいい女の子なんですが、この絨毯を持つことに、プライドを持っています。
「なんで?」と思われるかもしれません。
普通こういった大きな物を持つときはお子さまは、抱っこするようにもたれたり、引きずったりされませんか?
おしごとでは、基本何かを運ぶときは身体に付けず持ちます。もちろん腕や指の力バランス感覚も使います。だからいいんです。子どもを取り囲む環境に最近は力を入れて何かをすることがありません。絨毯はそこまで重くなくても、いわゆる下腹にしっかり力を入れるようなことなんてないですよね。
お家で虫が嫌いなお母さまは園芸なんてもってのほか…と植木鉢を見ることも減りました。
前に逆上がりのできない子が増えた理由は食生活もありますがトイレの変化も関わっているとお話ししましたが、こういう大きな物を持つ、重い物を持つのもそうです。ましてや自分の荷物なんて言うまでもないですね。
腕や手の力だけでなくバランス感覚からの体幹、そして腹筋、背筋です。ですので、力の付いていない子は、落ち着きの有無の前にじっと座ることができません。
日常に必要な筋肉は日常でつちかいます。
話がそれましたね。
いろんな意味でもそうなのですが、これくらいの子は、大きな物を持つ、重いもの上手に運ぶことがうれしいんです。
ですので、身の丈に合わない面白いことよりも、ささやかでもこういった身の丈に合った活動からの自信を与えてくれます。
「せんせい、こうやってもつんでしょ?」
この言葉は、不安や疑問なんて微塵もありません。
あるのは
「私こんなに上手にもてるんだよ」
という、彼女の自身を作る自信です。

そんな彼女の笑顔は素敵です!
2016年6月13日(月)
【日】子どもが知的にお仕事をしているのはこういうこと!その2
こんにちは
子どもが知的にお仕事をしているということは・・・
続きです。
彼はまた「色水つくり」のお仕事を選びました。
もうスポイドでのチューチューはしません。
だって・・・もうそれはこの前存分にしたから・・・
では今度はどうでしょう・・・
たくさん、たくさんいろんな組み合わせで色水を作っていると・・・

上の写真を見てお気づきになりましたか?
彼の作っている色水の色です・・・・
そう、全部「みどり」です。
スポイドをチューチューして楽しみ、色を足すと色が変わることに楽しんでいた彼は、
気がついたのです。
あ・・・みどりを作るには・・・
大人なら簡単なことです。そして教えてあげれば簡単なことです。
でもそれじゃあ、面白くないですよね。
教えてあげればみどりを作ることはできるようになるでしょう。でもそれは本当の意味で彼がこのお仕事に対して求めていることでしょうか?
そして尋ねて見ました。
私 「面白いことしてるね・・」
A君「みどりできた」
私 「本当だね~いっぱいみどりできた」
A君「ぼくね、みどりつくれるんだ」
私 「じゃあ、先生がみどり作ってっていったら作れるの?」
A君「つくれるよ」
私 「じゃあ、みどり作って?」
A君「えっとね~」といって楽しそうに そして簡単に作ってしまう。
私 「ほんとだみどりできた。ところでみどりの作り方知っているの?」
A君「しってるんだ~青とね 黄いろまぜるんだよ」
と、何度も繰り返して最初は偶発的にできたことを意図的にできるようになった彼は目をキラキラ輝かせて教えてくれます。
たった一色の出会いでしたが、知識からの経験ではなく興味からの探求、探求からの発見によって、これからもいろんなおしごとに向き合っていくんだと思います。
その後、彼は絵をかくときに私が混ぜる絵の具の色を、「○○色は○○と○○をまぜた~」と言ってとても興味を持ってじっと見ています。
彼の中に広がる世界はまた一つ大きくなりました。
それではまた・・・・
子どもが知的にお仕事をしているということは・・・
続きです。
彼はまた「色水つくり」のお仕事を選びました。
もうスポイドでのチューチューはしません。
だって・・・もうそれはこの前存分にしたから・・・
では今度はどうでしょう・・・
たくさん、たくさんいろんな組み合わせで色水を作っていると・・・

上の写真を見てお気づきになりましたか?
彼の作っている色水の色です・・・・
そう、全部「みどり」です。
スポイドをチューチューして楽しみ、色を足すと色が変わることに楽しんでいた彼は、
気がついたのです。
あ・・・みどりを作るには・・・
大人なら簡単なことです。そして教えてあげれば簡単なことです。
でもそれじゃあ、面白くないですよね。
教えてあげればみどりを作ることはできるようになるでしょう。でもそれは本当の意味で彼がこのお仕事に対して求めていることでしょうか?
そして尋ねて見ました。
私 「面白いことしてるね・・」
A君「みどりできた」
私 「本当だね~いっぱいみどりできた」
A君「ぼくね、みどりつくれるんだ」
私 「じゃあ、先生がみどり作ってっていったら作れるの?」
A君「つくれるよ」
私 「じゃあ、みどり作って?」
A君「えっとね~」といって楽しそうに そして簡単に作ってしまう。
私 「ほんとだみどりできた。ところでみどりの作り方知っているの?」
A君「しってるんだ~青とね 黄いろまぜるんだよ」
と、何度も繰り返して最初は偶発的にできたことを意図的にできるようになった彼は目をキラキラ輝かせて教えてくれます。
たった一色の出会いでしたが、知識からの経験ではなく興味からの探求、探求からの発見によって、これからもいろんなおしごとに向き合っていくんだと思います。
その後、彼は絵をかくときに私が混ぜる絵の具の色を、「○○色は○○と○○をまぜた~」と言ってとても興味を持ってじっと見ています。
彼の中に広がる世界はまた一つ大きくなりました。
それではまた・・・・
