おしごと

2020年7月25日(土)

【おしごと】素材を味わう

【素材を味わう】img_20200725-101207.jpg
 
同じ形・同じ大きさ だけれど素材が違う

 
これって何? 

 
何かを「する」ということで終わりではなく 
扱っているものにも関心を持つ 

 
さまざまな味わう経験から 自分の身の周りにも関心をつなげていく。
そんな要素が モンテッソーリの「おしごと」

 
モンテッソーリ教育は 決して英才教育ではなく、
あるものを あるように受け取れる 大人にとっては 小さなことかもしれないけれど こどもにとってはこの積み重ねが大きな力になっていく 

 
小さな積み重ねを今日も ふやしていこう。

2019年6月20日(木)

【おしごと】使いたい!

【使いたい?】【使いたい?】【使いたい?】【使いたい?】

 
【使いたい】
 
子どもは…
 
たくさん手をつかいたい!
 
道具も使いたい!
 
そんなとき大人はどうしますか?
 
「じゃぁ!どうぞ!おすきに!」??
 
それとも…
 
「そんなのまだ小さいから危ないわよ!難しいわよ!」??
「それは大人の使うものだから!」??
 
………
 
子どもは そんな事を望んでいません。
(…といえれば、子どもは不自由しませんが…)
 
好きに使いたいのではなく、正確に!(言うなれば大人が使っているように上手に)使いたいのです。
 
言われなくても「自分で」「わかって」、それでいて「上手に」つかいたいんです。
 
自分で思ったように上手に使える最高の自分?そんな自由を手にいれたいのです。
 
 
 
 

2018年8月26日(日)

【おしごと】玉止めができるようになるっていう事…

【玉止め】年中・女の子

 

 お母さんがしている縫い物
教室のお兄さん、お姉さんがしている縫い物…
 

 私もしたい!私も出来るようになりたい!
でもやってみると、針に糸を通すことから、玉結び、縫い方…いろんな課題にであいました。
そして、いま玉止めに挑戦しています。

 なかなか 紙のすぐそばで結べないけど、やっているとわかってくる感覚、気をつける点が自分ででてきます。
 

 こつこつと ひたむきに 取り組む彼女の姿に思わず動画をとりました。

縫物をしているから玉止めを勉強しているのではありません。

彼女は これまでもでしたが、この玉止めを通して 手を洗練することだけでなく、取り組む姿勢 自尊心 人に依存しなくても安定した自立・独立心 等 手に入れることでしょう。

たった一つの玉結びを結ぶのに動画だけでも1分40~2分秒かかっています。もちろんここまで来るまでにたった一つが15分・20分とゆうにかかっていた頃もあります。

そこを「あ・・それはちがう」「こうでしょ!」と介入するのか(してしまうのか)、 どうしても彼女が根を上げて 「おしえて」というまで待ってあげられるのか・・・ 目的が彼女の技術面なのか 精神面をサポートするのか そして今の彼女に(ご自分のお子さんに)・これからに必要なこと・・・皆さんはどうだと思いますか? 
 

2018年6月2日(土)

【おしごお】キラキラ輝いています(ぽこあぽこクラスー未就園児ー編)

 
こんにちは、ぽこあぽこいんふぁんとです。
 
 
久し振りのブログ更新になってしまいました。
 
新年度を迎えて、新しい方も、既存生もあれやこれや それぞれの立ちはだかる成長の中のハードルに苦戦しつつも取り組み日々力を積み重ねています。
 
私たちモンテッソーリ教師が子ども達に『素晴らしいなぁ』と思う瞬間は、賢い事をしたときでも、先生の言うことをこなせたときでもお行儀よくできたときでもありません。(もちろん、失礼に当たる行為はいけませんよ)
 
モンテッソーリ教師が、子どもに対して『素晴らしいなぁ』と思うのは、「ホルメ」をたくさん燃やしているそんな姿を目にしたときです。

 
細い切り目を合わせてつないでいます。



 
線にぴったり合わせて線の切れるところではさみの動きを止めます。只今頑張り中です。

 
おトイレだって
座るのも最初は
出来なかったけれど今は自分でできることがうれしいです。
 
ボタンを掛けたり外したり・・・自分ですることがこんなにも楽しいことなんて!
 
道具を使って何かをする。だんだん手を使えるようになってくると道具を使うことがたのしいのです。
 

 
椅子だって一生懸命もってし入れします。全力です!!




 
糊の量を加減して
隅っこまで糊を
伸ばします。




 
靴を履くのも
子どもにとっては
自分でできることこそ
ほこらしいのです。

 
落としてしまっても自分で拾います。
「ひろいなさい」と言われなくても落としたら拾う…
子どもはしっかりとわかっています。
 
指先をねじっていろんなことをします。自分の手なのに最初は思ったようにできません。
これができれば何でもいいのではなく、自分でできることに価値があるのです。

 

 

どの活動も特別なものはありません。画像ではどれだけ伝わるかわかりませんが、どの写真も能動的で活動力があふれています。
お母さんにしてもらう事が自分でできるようになる‥まるで魔法を自分が使えるようになったくらいの気分・・これが「できた」です。

私たちはその「一人でできる」に向かって能動的に活動する力・・・・情熱・・・なんと言ったらいいでしょうか・・生命力…活動に対するエネルギー・・・・活動の種のようなものを「ホルメ」と呼んでいます。「ホルメ」は一つではありません。子どもの中にたくさんあります。そして活動していくうちにまるで星雲のように形にならないけれど形作っていきます。私たちはこの星雲の状態を「ネビュレ」と呼んでいます。子どもが何もしていない状態はネビュレが動いていません。

なにかを上手に大人が気にいるようにしようとしているのではなく、どこからともなく湧いてくるじぶんの「したい」に向かってホルメを燃やしてお仕事に取り組んでいる子たちを 「素晴らしいなあ」と感じます。

お母さんから あれしなさい ! これしなさい!ああでしょ!こーでしょ! あれこれ 説明されたり あ~でもない こ~でもない!また逆にそんなことしなくていいよ!と言われたり 助けが欲しいのに来てもらえない ともすればすぐに手伝いに来たり声を掛けに来られている子 それに慣れてしまっている子はこのホルメを燃やして活動することがむつかしく なかなか表に出せずにいるばかりか 次第にホルメが消えてしまっていきます。
そして、「何をしたらいいですか?」と自分のしたいことを置き去りにしてしまったり、誘ってもらうのを待ってしまっています。

こどものホルメをたくさん燃やしている子は 目だけでなく体全身からピカピカのオーラが出てきます。

次回は就園児クラスから、ピカピカオーラの子どもの活動をご紹介したいと思います。




 

2018年1月13日(土)

【感】色板Ⅲ 大きな力!比較するということ

 
 
彼は感覚教具を改めて楽しんでいる年長さんです。
こちらは「色板Ⅲ」といってグラデーションになったいろを順に並べています。
全部でら9色 (1色につき7枚) 計63枚から、各色のグラデーションを作っていきます。
よく似たものを比べに比べ並べていきます。
さすが年長さんと思うのは二枚のじゅうたんいっぱいに散らばらした色板全体をきちんと見回して一枚に目星をつけ、他と比較をして決めていきます。
 
これが2歳さんだと、30センチ四方に10この立体を散らばらして選んでいくお仕事も自分の近くしか見ていないのが普通です。
 
でも、いろんなおしごとを経てさまざまな経験をしてきたらからこそ、広くからひとつを見つけられます。
 
光の加減等もあり真上からだけでなく横からも見て比べます。
そして一枚を決定します。
 
比べるとは簡単な一言ですが、子どものなかに「何を比べ(どこが違い)」「何をえらぶのか」わからなければ選ぶことはできないのです。
 
ましてや、大人からいつも指示してもらっている子(教えてもらっているも同じです)、されてしまっている子には、比べても選ぶ判断力、 一人で「これだ」と決める決定力がかけます。この力が弱い子が最近多いとかんじますが、皆様は思い当たる節はございますか?
 
そして次の段階
並べてみて、再度確認する。これが子どもにとってものすごくむつかしいことです。一度自分が決定したことに「違和感」を持つかどうか…
なかなか持てないのが普通だと思います。
 
そして、その違和感を他のと見比べたりしてもった違和感を「違う」と決定(確信)付け訂正する。子どもが自分の作業に素直でフラットでないとできません。
 
モンテッソーリは?と尋ねて「集中」や「自主性」と答えられる方、知ってくださっている方がいますが、決して一足飛び出はできない、忍耐や積み重なりのたまものなのです。
 
モンテッソーリ教育を受けた子が他人に依存せず自立、それでいて協調性のなかでリーダーシップを発揮するのはこういった目にはみえない決断をし、自分の取り組みに真摯であるからです。本人はリーダーシップをとるつもりがなくても、きちんとした裏付けをもって判断しようとするので周りが「納得」しその子を自然とリーダーにしていきます。
 
だからにわかにモンテッソーリをしたからそうなるなんていう魔法はないのです。
教室に来られた保護者の方は今までのかかわりの誤りに気付きをたくさん持ってくださいますが、子どもの素直さとは裏腹に、大人の不自由さも感じてくださいます。それでもお子さまへの深い愛情でたくさん向き合ってくださっています。そして、お子さまのおしごとを嬉しく見守ってくださっています。
 
子どもの成長の鍵は大人にもあります。
 
これは、またいつかお話しできればと思います。
 
完成したあとこの年長さんは「ちょっと難しかったけど、その難しさがたのしかった…もう一回しようかなぁ」と、言いました。
 
それではまた…